コミュニティ福祉学部を選んだ理由
学部別在学生インタビュー(大学案内2024)
2023/05/18
立教を選ぶ理由
OVERVIEW
コミュニティ福祉学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。
コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科4年次 鎌田 万葉さん(広島県 比治山女子高等学校)
■学科を選んだ理由
鉄道の廃線によって生活の足が奪われ、その地を離れざるを得なくなった地元住民を見て、住み慣れた地域でその人らしく暮らし続けるために必要な取り組みを学びたいと思いました。本学科は履修できる選択科目の自由度が高く、フィールドワークも積極的に推奨しています。その土地で暮らす人とじっくりと対話して研究できる環境に身を置きたいと考え、志望しました。
■研究テーマ
「地域住民の互助関係を生み出す地域活性化」をテーマに研究しています。きっかけになったのは、広島県安芸高田市川根地区へ視察調査に訪れたことです。高齢化率50%を超えるこの地区では福祉や交通の問題を住民で話し合い、課題解決に取り組んでいます。たとえば地区唯一のスーパーマーケットが撤退した時は、購買事業を引き継ぐために地元住民の大半が出資して食料品店を設立しました。食料品店がなければ片道1時間以上かけて隣町のスーパーに行く必要があり、人口流出が今以上に進んだ可能性があります。
安心して暮らせる地域づくりには、住民が相互に支え合い地域の内発力を高めていくことが重要だと考え、このテーマを選びました。
■卒業後の進路
卒業後はテレビ局へ就職予定です。地域の方の話に耳を傾けて知られていない現場の声を伝えることで、一人でも多くの人が動くきっかけとなり課題解決の後押しができればと思っています。大学で身につけた地域の課題やニーズを生活者の視点で捉えるリサーチマインドを忘れず、地域の魅力や課題に向き合い続けたいと思います。
鉄道の廃線によって生活の足が奪われ、その地を離れざるを得なくなった地元住民を見て、住み慣れた地域でその人らしく暮らし続けるために必要な取り組みを学びたいと思いました。本学科は履修できる選択科目の自由度が高く、フィールドワークも積極的に推奨しています。その土地で暮らす人とじっくりと対話して研究できる環境に身を置きたいと考え、志望しました。
■研究テーマ
「地域住民の互助関係を生み出す地域活性化」をテーマに研究しています。きっかけになったのは、広島県安芸高田市川根地区へ視察調査に訪れたことです。高齢化率50%を超えるこの地区では福祉や交通の問題を住民で話し合い、課題解決に取り組んでいます。たとえば地区唯一のスーパーマーケットが撤退した時は、購買事業を引き継ぐために地元住民の大半が出資して食料品店を設立しました。食料品店がなければ片道1時間以上かけて隣町のスーパーに行く必要があり、人口流出が今以上に進んだ可能性があります。
安心して暮らせる地域づくりには、住民が相互に支え合い地域の内発力を高めていくことが重要だと考え、このテーマを選びました。
■卒業後の進路
卒業後はテレビ局へ就職予定です。地域の方の話に耳を傾けて知られていない現場の声を伝えることで、一人でも多くの人が動くきっかけとなり課題解決の後押しができればと思っています。大学で身につけた地域の課題やニーズを生活者の視点で捉えるリサーチマインドを忘れず、地域の魅力や課題に向き合い続けたいと思います。
コミュニティ福祉学部福祉学科4年次 黒津 寛人さん(福島県 橘高等学校)
■学科の魅力
総合大学の福祉学科ということもあり、福祉以外の科目も充実しています。さらに、他学部の先生や学生とも交流できるので、自分の視野を広げたりさまざまな価値観に触れたりすることができるのも魅力です。現場での経験が豊富な先生が多く、現場実習やゼミなどをとおして学びを深めていく中で生じる悩みにも気軽に相談に乗ってくださいます。また、学生も相手の気持ちを想像して行動できる人が多く、お互いに切磋琢磨できる環境が整っています。
■研究テーマ
高校時代から関心のあった子どもの貧困問題について深い視点で考えたいと思い、「児童福祉」と「貧困?ホームレス支援」の2つのゼミに所属しました。「児童福祉」のゼミでは実習で経験した事例についてディスカッションを重ね、「貧困?ホームレス支援」のゼミではボランティア活動に参加し、現場で実際にどのような支援が行われているのかを学びました。
■学科の学びをとおして得られたもの
授業や実習で、児童虐待のさまざまなケースに触れる中で、虐待をしてしまった親自身も子ども時代に虐待を受けていたり、子育てに大きな不安やプレッシャーを抱えていたりすることを知りました。もちろん、虐待行為そのものは許されるものではありませんが、家族関係を再構築していくために、支援者は親の背景にも寄り添っていく必要があると思います。また、言葉選びにもとても気を遣うようになりました。「この場面でこの言葉を発するのは適切か」「今、この言葉を発したら、相手はどう感じるか」といったように、自分の言動に気を遣うことは、ソーシャルワーカーになる上で求められることの1つになると考えています。
総合大学の福祉学科ということもあり、福祉以外の科目も充実しています。さらに、他学部の先生や学生とも交流できるので、自分の視野を広げたりさまざまな価値観に触れたりすることができるのも魅力です。現場での経験が豊富な先生が多く、現場実習やゼミなどをとおして学びを深めていく中で生じる悩みにも気軽に相談に乗ってくださいます。また、学生も相手の気持ちを想像して行動できる人が多く、お互いに切磋琢磨できる環境が整っています。
■研究テーマ
高校時代から関心のあった子どもの貧困問題について深い視点で考えたいと思い、「児童福祉」と「貧困?ホームレス支援」の2つのゼミに所属しました。「児童福祉」のゼミでは実習で経験した事例についてディスカッションを重ね、「貧困?ホームレス支援」のゼミではボランティア活動に参加し、現場で実際にどのような支援が行われているのかを学びました。
■学科の学びをとおして得られたもの
授業や実習で、児童虐待のさまざまなケースに触れる中で、虐待をしてしまった親自身も子ども時代に虐待を受けていたり、子育てに大きな不安やプレッシャーを抱えていたりすることを知りました。もちろん、虐待行為そのものは許されるものではありませんが、家族関係を再構築していくために、支援者は親の背景にも寄り添っていく必要があると思います。また、言葉選びにもとても気を遣うようになりました。「この場面でこの言葉を発するのは適切か」「今、この言葉を発したら、相手はどう感じるか」といったように、自分の言動に気を遣うことは、ソーシャルワーカーになる上で求められることの1つになると考えています。
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